便秘、おなら(屁)がとてもクサい!

そんなあなたは、腸内環境に問題があるのかもしれません。

おならがクサい原因には、

◆ 摂取する食べ物

◆ 悪玉菌の増加

◆ 胃腸の働きが悪い

ことが挙げられます。

 

目次

《おならがクサい原因の腸内環境》摂取する食べ物で変わる

おならは、豆類やイモ類などが消化された時にできる発酵型のガスと、肉や卵などの動物性たんぱく質が消化された時にできる腐敗型のガスがあります。

臭いおならは、肉食中心による腐敗型ガスのとき。

肉や卵などのタンパク質が細菌で分解されると、アンモニア、硫化水素、インドール、スカトール、揮発性アミン等のガスが発生します。

これらの面々は全て強烈な「ニオイ成分」なのです。臭いオナラとなります。

 

《おならがクサい原因の腸内環境》悪玉菌の増加について

腸の中には「善玉菌」と「悪玉菌」がいます。

悪玉菌が増えると、おならがくさくなると言われています。

肉中心の食生活をしていると、悪玉菌が増えてしましまいます。

悪玉菌は中高年になればなるほど増えるため、加齢とともにおならの量が増えてニオイもクサくなっていきます。

またストレスを受けると、胃酸の分泌が弱まって、食物と一緒に侵入してきた細菌を十分に殺菌しないまま、未消化状態で腸に送り出し、悪玉菌が増殖します。

 

《おならがクサい原因の腸内環境》胃腸の働きについて

胃腸がの働きが弱まると、消化の活動も弱まり、腸内にガスがたまりやすくなってしまいます。

よく噛まずに食べ物が胃に送られると、胃腸の負担はますます増え、腸内環境が悪化して、さらにガスがたまりやすい状態になります。

食べ物をよく噛まずに食事をすると、腸内での消化に時間がかかってしまいます。

時間がかかるほどガスの発酵が進むので、くさいおならになりやすくなってしまいます。

 

『おなら』を臭くする食べ物はどれ?

卵や肉などを体内で分解すると、アンモニア、硫化水素、インドール、スカトール、揮発性アミンなどの、ニオイの素となる成分が発生します。

玉ネギやニンニクといった硫黄分の多いものを食べた時もおならの臭いは強くなる傾向があります。

 

『おなら』のにおいを改善する方法

 

悪玉菌の割合を減らすことで、ニオイを抑えることができます。

それには、善玉菌の「乳酸菌」を増やすことです。

牛乳やヨーグルトなどの乳製品の他にも、キムチ・浅漬などの漬物や、味噌・醤油などの発酵食品に多く含まれています。

便秘の時にはガスが腸内にたまりやすく、くさいおならの原因となってしまいます。

食物繊維を多く摂取し、排便を促すようにしましょう。

臭いを直接抑える消臭食物を摂取するのも効果的。

ポリフェノール類は植物性の直接消臭機能がありますので、お茶のカテキンなどを十分摂取するのがよいでしょう。

「トレハロース」にも消臭効果があり、マッシュルームやニンジンの葉などに含まれています。

 

オナラはうまく出すことが大切です

排便時に、できるだけ多くのガスを一緒に出してしまうことです。

たしかに、自宅では良いのですが、外出先のトイレでは恥ずかしいものです。

そういった時は、水をながしながらしましょう。

排便時に、左下腹部あたりをマッサージすると効果的です。

ガスは大腸の曲がり角にたまりやすいので、寝る前に布団の上で「ゴロゴロ回転して」腸を動かしてから就寝すると、よく朝の排便時は、うまくガス抜きができます。

ストレスを溜めてしまうと腸の働きが弱くなってしまうことがあります。

日々のストレスを溜めない生活環境に工夫を取り入れておきましょう。