イライラや不調は、女性ホルモンのしわざかも!

「お化粧のノリがイマイチ」「吹き出物ができた」「なんだかイライラする」「わけもなく涙が出る」。

生理前のこんな体や心の変化に思いあたることはありませんか?

その原因には,生理を司る女性ホルモンが大きく関わっているといってよいでしょう。

多くの女性はなにげなく生理を迎え、憂うつな日々をやり過ごし、生理を終えているでしよう。

「どうして女性だけこんな面倒なことがあるの?」と思っている女性もいるかもしれません。

しかし、生理はただ単に子宮から血液を外に出すだけの働きではありません。

妊娠をするための準備をする大切な体の働きなのです。

 

目次

女性は命を育み、産み出せる性です

きちんと生理に向き合い、女性ホルモンを味方につければ、毎日をもっと快適に過ごせるようになります。

女性の体はひと月に一度、妊娠の準備として、卵巣から卵子が飛び出します(排卵)。

このとき子宮の内側にある子宮内膜は、受精卵を迎えるために厚くなります。

排卵した卵子と精子が出会って受精が起こり、受精卵が子宮の中で落ち着くと(着床)、妊娠が成立します。

妊娠しなければ、厚くなった子宮内膜はいらなくなり、排卵から約2週間後にはがれ落ちます。

これが、毎月迎えている生理(月経)です。

この排卵や生理をコントロールしているのが、卵巣から出る女性ホルモンです。

 

女性ホルモンには2種類の影響を受けて女性を磨き上げる

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、女性の体はホルモンの影響を受けながら、28日前後の周期で生理のリズムをつくり出しています。

それだけでなく、体、心、お肌の調子まで大きく左右します。

生理痛や肩こり、冷えなどの体の不調、イライラ、不安、不眠などの心の不調、吹き出物やむくみなど肌の不調も

すべて女性ホルモンのバランスが乱れていることが主な原因です。

 

「女性ホルモンは悪者?」と思うのは早計です

その反対に、肌の張りやうるおい、穏やかな心をつくるのも女性ホルモンの働きなのです。

2つのホルモンの働きを把握してバランスよく保てば、美しく、しなやかな女性としての魅力をまとうことができ、元気に過ごせるだけでなく、恋も仕事もうよくいくようになります。