便秘解消のカギは、冷え対策と良質なオイル

「水分も食物繊維もしっかり摂っているのに、お通じがない!」という方が増えています。

実は便秘の原因は、水分不足でも食物繊維不足でもなく、「冷え」と「油不足」ということが最近は多いようです。

冷たいもの、体を冷やすものばかり食べているせいで、内臓が冷え、腸の動きが鈍くなっているのです。

 

寒いとき、私たちの体は縮こまって硬くなりますよね?

同じことが腸でも起こっている場合があるのです。

しかも、ダイエットのために油分をカットしてしまうと、便自体が固くなり、詰まりがちに。

お通じのためには、適度な油分も必要なのです。

もちろん摂るときは、良質なオイルを選んでくださいね。

 

日頃、栄養バランスには気をつけているのに、アレルギーで悩んでいる方、やせにくいという方は、腸自体に問題があるのかもしれません。

体を温める食べものや良質なオイルを摂るだけでなく、腸からの吸収を邪魔する食べものを控えるよう心がけてください。

腸の働きを邪魔する食べものの代表格は、牛乳、乳製品とパンや麺類などの小麦製品。

ヨーグルトは発酵食品で腸によいイメージがありますが、乳酸菌自体はよくても、乳たんぱく質や乳脂肪が、吸収を妨げる場合もあります。

たまにおやつ程度で食べる分にはいいのですが、毎日頑張って食べるのは考えもの。

実際、これらをやめると、便通だけでなく、生理痛や肌トラブルまでもがウソのように改善する方も多いようです。

 

逆に積極的に食べたいのが、食物繊維が豊富な海藻やきのこ、くだもの、野菜類。

玄米や雑穀、良質なオイルをたっぷり含むナッツ類もおすすめです。