お尻のできものについて。

昔からお尻にニキビとゆうかおできがあって、保湿クリームを塗ると治るんですが、1.2日塗らずにいるとすぐボツボツでてきます。

これは乾燥のせいですか?別にお尻はカサカサしてません。

表面のニキビみたいなのも出来ますし、皮膚の奥からボコッと出来るのもあります。

本当に嫌なんですが、こまめにクリーム塗るしかないですか?

ちなみに1カ月くらい前に、奥からボコッと大きいの出来て、クリーム塗って時間をかけてなんとか収まったのがあるんですが未だに茶色い跡残ってます。

綺麗になるにはもう少し時間かかりそうですが、これってニキビではないですよね?

なにか解決策はないでしょうか?

 

目次

お尻のボツボツは下着が原因になる場合があります

茶色い跡は、時間をかけて治すしかないとおもいます。ニキビかどうかは、わかりかねますが、

下着を綿100%にするか、野菜中心に食生活を見直すか、ビタミンCのサプリメントを飲むかです。

顔にニキビができにくいかたは、体に出ることが多いですよ。

病院は行きにくいですが、膿んでたりしたら、考えてみて下さい。

 

二の腕・お尻にみられる鳥肌(?)というでしょうか?ボツボツ

夏場とか、結構、腕にボツボツがある人を見ますよね?

よく人から見られる箇所だと思うので何とかしたいです。

とある人に聞くと、小さい頃、アトピーがあった人に多いと聞きました。

ニキビの小さいのがたくさんある感じで、赤く、時に茶色っぽくなります。

かゆみなどはありません。

ニキビ、毛孔性苔癬(毛穴が詰まることでブツブツができる皮膚疾患で、女性に多い症状です)

粉瘤(良性の腫瘍で、皮膚の下に袋ができてそこに皮脂や垢が詰まる事でできるなど様々です。)

先ず一度皮膚科へ行き、そのできものは何なのかを判断してもらい、治療なさる事をおすすめします。

 

毛孔性苔癬(毛孔性角化症)について

毛孔性苔癬(毛孔性角化症)はご存じのとおり先天的な要素が強い角化症の一種で、子供に遺伝します。

人口に対しての割合は比較的多い皮膚病なのですが、やはり見た目において強い不快感を伴いますよね。

さて、毛孔性角化症に対しての治療方法ですが現状では以下のとおりです。

臨床で治療薬として用いられているものは

①フラクセルレーザー(ダーマローラー)
②ビタミンA類似物質
③ビタミンA
④尿素クリーム
⑤低濃度のサリチル酸など

①は子供にやるにはかなり負荷の高い施術です。
というのも肌に極細の針のようなものを大量に刺し、それによって肌を入れ替えるという創傷治療の一環だからです。
効果は比較的高く、重症例を軽傷例くらいまでにする効果があります。

②は催奇性(奇形児のリスク)と口唇乾燥、長期使用では肝機能障害などのリスクが生まれますが遺伝性の難治性角化症に対しても非常に効果が高いです。

副作用の強さから、幼児に使うのは自己責任です。

毛孔性角化症の適応ではないもののその他の角化症に関しては、従来難治とされていた例に対しても7割ほどの効果が認められており、強力です。

また現状ビタミンA類似物質はその副作用のリスクから承認制になっており、医師以外は手に入れることができません。

ただしアシトレチンという薬だけは購入することができます。

しかしながら保険適用外なうえ未承認薬ですのでかなり高いです(1箱2万)
リスクを承知の上でということであれば非常に有用な選択しかと(もし服用する際は絶対に添付文書を確認してください)

③はほぼ効果がありません。

ビタミンA類似物質の完全下位互換みたいなもので、その効果はビタミンA類似物質の1/100とすらいわれています。

また服用の際も50000~100000IUといった超高用量の使用が必須で子供には危険です。

④尿素クリームは子供に対しても比較的安全に使えることができるかと思いますがその効果については疑問があります。

ただしブツブツ感、ザラザラ感についてはかなり改善されるためやらないよりはマシです。

⑤低濃度のサリチル酸は主に海外で用いられている治療方法です。

しかしながら日本皮膚科学会のピーリングガイドラインによればその効果は怪しいものとのことで、やはりこれもやらないよりはマシ程度です。