性行為で身近に起こる悩みの中でも、セックスをした後に腹痛があります!
と打ち明ける女性の方が多くいます。
色んなケースがあると思います。
例えば・・・
セックスの後に腹痛が起こりました。 昨日、彼と初のセックスをしました。 初めてだったので、大量の血が出ました・・・ また、下痢気味で何度もトイレに行きたくなったり腹痛やお腹に空気が入った間隔があります。 これってよくあることですか?
彼氏とのSEXの後 ほぼ毎回お腹が痛くなります。 激しいSEXはしていないし、彼のモノが大きいというわけでもありません。 なので私のモノが小さいのが原因だと思っています。 この痛みは数時間横になって睡眠をとると治るのですが、そのあとデートとなるとシクシク痛くて辛いです。
初体験ならば出血も有りますし、膣と腸は近いために刺激を受けて下痢や腹痛が起こる事も有りますので、人によっては良く有る事もあるようです。
その場しのぎでバファリンの錠剤で痛みを抑制することもしますが、原因はやっぱり知っておきたいものです。
下腹の原因要素を知ってみましょう。
目次
セックスをした後に起こる腹痛や下腹部痛の原因要素は?
①《セックス後の腹痛》感染症の疑いから起こるもの
性交をして、男性の性器からの刺激の影響もあります。
ただ、男性または女性からの感染からくる病気の影響で痛みを感じることがあります。
経験などから、体内の子宮と直腸の間はとても近くになります。
子宮の刺激から直腸へ刺激を与え、下痢などの症状も受けやすくなりますし、子宮頸部(子宮下部の膣とつながっている細い部分)の周辺や、ダグラス窩(子宮と直腸の間の部分)に感染における病気をうけると腹痛を発してしまうようです。
また、病気の起こしやすいものは、
◆ 子宮腺筋症
◆ クラミジア
◆ 淋病
◆ 細菌性膣炎
◆ カンジダ膣炎
◆ クラミジア頸管炎
がその原因要素でも挙げられています。
②《セックス後の腹痛》セックスの体位から起こるもの
セックスをした後に、下腹部痛や腹痛が起こる原因として、無茶な体位でセックスをした場合によるものです。
女性の膣の周りには、子宮や膀胱、腸などの臓器があります。
男性の性器の大きさにもよりますが、その『おちんちん』を強引で強く膣の奥の方まで届きやすい体位でセックスをすると、それぞれの臓器に振動や圧迫が加わり、痛みを感じることがあるようです。
ほとんの女性の方に見られる原因のようです。
男性は特に、アダルトビデオなどの影響で覚えた体位を使ってみたくなるようです。
その不慣れな影響で、起こってしまいますので、じつは男性にも気をつけて欲しいところですね。
③《セックス後の腹痛》子宮の病気から起こるもの
子宮内膜症って聞いたことのある方がほとんどではないでしょか。
この症状は、初経後、10代後半から発生する可能性があり、今のところ閉経するまで完治しないと言われている難病の一つです。
世界で調査されたいくつかの結果から、子宮内膜症は月経のある女性の数%~10%程度がもっているだろうと推定されています。
子宮内膜は子宮の内側にしかないはずの細胞ですが、この子宮内膜にとてもよく似た細胞が、なぜか身体のさまざまな場所に勝手に発生し、そこで活動してしまうのが子宮内膜症です。
子宮内膜症では女性の月経を起こす子宮内膜に似た組織が、子宮以外の場所(卵巣、腹膜など)にできてしまいます。
この組織も、生理周期に合わせて増殖・剥離(はくり)をくりかえします非常に似たことをします。
本来は子宮内膜からは排出される出口があるのですが、他の箇所で同じようなことを起こすとそれを排出すつ出口がなくなります。
その影響で、排出物がおなかの中に溜まり、周囲の臓器との癒着(ゆちゃく)や炎症を引き起こしてしまうということです。
セックスの後の痛みは、子宮内膜症で癒着が起こった場合に現れやすい症状で、膣の奥の方に突き上げるような痛みを感じるものなので腹痛がおこるということです。
子宮内膜症が発生しやすい場所は骨盤に守られている下腹部の内部になります。
腹膜や臓器の表面(卵巣や子宮、ダグラス窩、腸や直腸など)、卵巣の内部、子宮の筋肉層、腹膜表面から少し内部などです。まれに肺やへそなどにも発生します。
まとめ
子宮が収縮して痛いのか、物理的に傷ついて痛いのかは分かりません。
以前、アイドルの松浦亜弥(あやや)さんも子宮内膜症に悩まれましたことはニュースにもなりみなさんもご存知だと思います。
日常などや精神的なストレスなどでそうなったり、子宮の病気、卵巣に腫れがあるとかの場合はそういう事もあるようです。
また、生理前などで腹痛や下腹が痛みを起こしホルモンの影響で下痢にもなったりします。
痛くて病院に行ったら卵巣腫瘍が見つかったという例もあります。
一度婦人科を受診される事が一番の解決策ですね。
とにかく女性の身体は非常に難しいので、病院で診てもらう事をおすすめします。