性器の消臭と対策「性器の二オイ」は洗いすぎなければ発生しなくなる!
目次
性器のニオイに悩む人は少なくない
体のニオイとして最後にとり上げておきたいのが、「性器」のニオイです。
男性であれ女性であれ、人には相談しづらい場所ですし、自分自身でニオイをかぐのも難しいため、果たして自分がにおうのかどうか判断できず、一人思い悩んでいるという話をよく聞きます。
しかし、悩む前に知っておいて欲しいことがあります。
それは、そもそも性器はニオイがするものだということです。
性器の周囲にはアポクリン汗腺や皮脂腺が密集しています。
しかもアンダーヘアが生え、常に下着で覆われているため、ニオイがこもりやすいのです。
女性の方がニオイが強いワケ
じつは性器のニオイに悩むのは、圧倒的に女性です。
なぜ女性ばかりニオイを気にするのか。
これは、女性器の構造上の問題が多分にあります。
外に出ている男性器に対し、女性器は体の奥まった部分にあり、外陰もヒダやクリトリスなど凹凸が多く、複雑な形をしています。
しかも、内部ではおりものや血液のほか、さまざまな分泌液が常に出ているため、それらのニオイが混じり合い、独特なニオイを生んでいるのです。
「性器はニオイがするもの」という理由はここにあります。
また、性器は排池器に近いため、性器のニオイと排池物のニオイを混同してしまっていることもあるでしょう。
性器にもワキガがある!
ここまでは一般的なニオイの理由をお話してきましたが、それとは別に性器が脇の下のワキガと同じようなニオイを放つ人がいます。
これを「スソワキガ」と呼びます。
性器のニオイをまとめてスソワキガと呼ぶこともありますが、本当の意味のスソワキガは、ワキガと同様、アポクリン汗腺から出る汗が主な原因になっており、体質的なものを言います。
スソワキガの場合は、自分でできるケアにも限界があるでしょう。
デリケートな場所ですから、恥ずかしいという気持ちもあるでしょうが、思い悩む前に、ぜひ医師に相談してください。
そのほか、病理的な理由でニオイが強くなることもあります。
子宮や腔が炎症を起こしたり、病気に感染しているとき、おりものが強いニオイを放つのです。
いつもと様子が違うなと思ったら、これもすぐに医師に相談するべきです。
少し怖くなるようなことも書きましたが、たいてい性器のニオイが強い原因は、洗い残しです。
とくに女性は自分の陰部がどういう形をしているか、よく知らないし、見たこともないという人が大半でしょう。
まじまじと見る必要はありませんが、ある程度理解をしていないと、きちんと洗うことができません。
自分の体の一部なのですから、これを機に、手鏡を使って観察してみてください。
病気の予防にも役立ちますよ。
相談してください
そのほか、病理的な理由でニオイが強くなることもあります。
子宮や腔が炎症を起こしたり、病気に感染しているとき、おりものが強いニオイを放つのです。
いつもと様子が違うなと思ったら、これもすぐに医師に相談するべきです。
少し怖くなるようなことも書きましたが、たいてい性器のニオイが強い原因は、洗い残しです。
とくに女性は自分の陰部がどういう形をしているか、よく知らないし見たこともないという人が大半でしょう。
まじまじと見る必要はありませんが、ある程度理解をしていないと、きちんと洗うことができません。
自分の体の一部なのですから、これを機に、手鏡を使って観察してみてください。
病気の予防にも役立ちますよ。
女性器内は洗わない
前項で、性器のニオイは洗い残しが原因としましたが、じつは女性器の洗いすぎは、禁物です。
腔内にはデーデルライン乳酸菌という常在菌がいて、腔内を酸性に整えています。
ところが、洗いすぎるとデーデルライン乳酸菌が排除されて隆内が中性化して、雑菌や真菌が繁殖しやすくなり、ニオイの発生につながってしまうのです。
女性器を洗う時のポイントは、「外陰部をていねいに洗う」ことです。
外陰部の凹凸は、ちゃっと洗うだけでは汚れが落ちません。石けんを泡立てて指を使い、ていねいに落とします。
とくに大陰唇と小陰唇のあいだにある溝の部分には、皮脂などが固まった恥垢、トイレットペーパーや生理用品の繊維などがたまりやすいので、念入りに。
クリトリスの包皮に隠れている部分も、広げてしっかり洗いましょう。
外陰部に対し、腔内は、シャワーを当てて少し水圧をかけるだけにします。
膣内にとって、アルカリ性の高いボディソープはもちろん、石けんも刺激が強すぎます。
どうしても石けんを使いたいというのなら、刺激の少ないベビーソープをごく少量使うようにしてください。
そしてすすぎは、時間をかけてしっかり行ないます。
せっかく汚れを浮かせてもすすぎが不十分だと汚れが残ったままになってしまいます。
お風呂から上がってからはすぐに下着をつけず、湯冷めしないよう気をつけながら性器周辺を乾かします。
繰り返すようですが、水分は雑菌のもとなのです。
このように十分なケアがしていてもにおうようなら、ヘアの脱毛も1つの手となります。
ヘアも脇毛同様にニオイをこもらせ、拡散させてしまうので、処理することで改善される可能性があります。