食事にひそむクセモノ、それは小麦粉だった!
私たちの不調の最大の原因となる食べものを発表します!
もしご自分の食事記録にこれが登場していたら、要注意。
食生活をもう一度見直す必要がありそうです。
その食品とは、ズバリ「菓子パン」!
なぜ菓子パンがそんなに悪モノなのかって?
まず主原料が小麦であること、水分がほとんどないこと、塩分たっぷりなことが挙げられます。
菓子バンに「塩分?」と思われましたか?
でも、バンは塩がないとできません。
そうとは知らず、みそ汁や遺けものは控えるのに、菓子パンは平気な顔で食べている方が多いんですよね。
でも、クリームやチョコレートで脂肪や糖分も多い菓子パンのほうがよっぽど悪い。
そしてなんといっても見逃せないのが、菓子パンには質の悪い油がたっぷり使われているということ!
質の悪い油とは「トランス脂肪酸」と呼ばれる自然には存在しない加工油で、マーガリンやショートニング(クッキーなどお菓子の材料で、サクサクした歯さわりを出すための添加物)に多く含まれています。
トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増加させ、心臓病のリスクを高めたり、アトピーやぜんそく、花粉症など、アレルギーの原因になることが指摘されています。
このように、菓子パンには体にいいものがひとつも入っていないといっても過言ではありません。
栄養がゼロどころか、体の中の栄養素を使って代謝しなければならないため、食べるとマイナスになってしまいます。
これではまるで『栄養泥棒』ですよね。
菓子パンをよく食べる人は、まず毎日は食べないことをめざしてみてください。
体が軽くなるのがわかるはずですよ。
菓子パンの原料である小麦が、不調の原因のひとつになっていることに触れました。
小麦が使われているのは、パンだけではありません。
ケーキやクッキパスタ、ラーメン、うどん、そうめんなど、私たちのまわりは小麦製品で溢れています。
「口にしない日はない」という方も、多いのでは?
とても身近な存在なのに、なぜ体に悪いのでしょう?
まず、小麦粉は精製・漂白されて真っ白ですよね。
この『真っ白』がクセモノ。
そもそも人間の体というのは、自然で純粋な食材を分解する酵素しかもっていません。
ですから、加工して原形をとどめていない小麦製品を食べると、うまく消化·吸収できないのです。
きちんと消化されなかった食べものは、そのまま腸に残り、ヘドロのように腸管内部にへばりついてしまうといわれています。
ですから、いくら栄養たっぷりの食べものを食べても、栄養素が吸収されず、体は栄養不足状態に。
しかも、このヘドロのような未消化物が体内毒素となって、冷えやアレルギーを引き起こす場合もあるのです。
また、小麦自体に体を冷やす作用があるため、パンやケーキと一緒に冷たい飲みものを飲むと、体はますます冷えることに。
さらには、できたてパンのしっとりした部分には、イースト菌が生きたまま残っていることも多いのです。
イースト菌のエサとなるのは、脂肪や糖分の代謝に欠かせないビタミンB群。
したがって、できたてパンを食べ続けていると、ビタミンB群が不足して、やせにくく太りやすい体になったり、疲れやすい体になったりしてしまうのです。
もちろん、小麦製品は何が何でも禁止というわけではありません。
週に1~2度なら問題ないでしょう。
ただし、小麦製品を食べるときは、野菜や海藻など、腸内にヘばりついた毒素を排池してくれる食物繊維やビタミン・ミネラルの多いものを一緒に摂る工夫を忘れずに!