あそこがいつもと違う!
においが変!イボイボ ぶつぶつが突然できた!などなど。
なかなか人には相談できないあそこの悩み。
でもほおっておくと悪化したり、まわりに感染が広まってしまったり、薬だけでは治らなくなってしまう性病も存在します!
もしかして!っと思ったら早めの検査をしましょう!
よく問われる3つの症状を比較してみました。
毛嚢炎と梅毒とバルトリン腺炎の違いを表にできる斑点やおできなどの症状を見てみましょう。
目次
梅毒の場合について
過去の死の病と言われるほど恐ろしい感染症でしたが、今では特効薬がありしっかり治療を受けることをすれば治ります。
梅毒は、性的な接触(他の人の粘膜や皮膚と直接接触すること)によって感染する性感染症のひとつです。
具体的には、性器と性器、性器と肛門、性器と口の接触などで感染します。
梅毒トレポネーマという細菌が原因です。
梅毒トレポネーマが、皮膚や粘膜の傷口と接触することで感染します。
梅毒は昔の病気というイメージがあるかもしれませんが、ここ数年、患者として報告される人が増えています。
これは梅毒が死に至る感染症であることと、二次感染の恐れがあるからと考えます。
放置すると死に至らしめ、1度治ったような状態になりますが、一期、二期、三期という段階をふんで進行していきます。
必ず症状が出て次は脳に来ます。
また、プールやサウナや温泉でも感染が広がるようですので心がける必要があります。
感染者が未成年の場合、検査は受けてくれるのですが、治療となるとどこの病院でも親権者の同伴または承諾書の提出が必要になります。
治療は抗生剤でもペリシリン系の抗生剤を飲まなくてはならないです。
バルトリン腺炎の場合について
バルトリン腺炎は性活動との関連が深く、性成熟期女性の各年齢層に多く発症します。
起炎菌は、近年では淋菌(りんきん)によることは少なく、ブドウ球菌、連鎖球菌(れんさきゅうきん)、大腸菌をはじめとして、好気性菌(こうきせいきん)や嫌気性菌(けんきせいきん)、これらの混合感染によることが多くみられます。
カンジダ、トリコモナス、クラミジアが感染することもあります。
バルトリン腺炎は急性型と慢性型に分類され、前者にバルトリン腺炎とバルトリン腺膿瘍(のうよう)が、後者にバルトリン腺嚢胞(のうほう)が含まれます。
バルトリン腺炎の検査と診断は、起炎菌を検索するため、必ず細菌培養検査を行います。
バルトリン腺炎、膿瘍、または嚢胞の区別をつけて、それぞれに合った処方で治療を行います。
外陰部に痛み、熱感を感じた場合や、腫瘤を触れたり違和感を感じた場合は、産婦人科を受診し、適切な診断および治療を受けることが必要です。
毛嚢炎の場合について
毛嚢炎 陰部のデキモノは意外とよくあります。
赤いブツブツができ、中には中心に膿がでてしまっている。
ニキビにも見えるけど、触ると少しヒリヒリもする。
この肌トラブルは、「毛嚢炎(毛包炎)」と呼ばれる症状になります。
毛嚢炎は、外部からのなんらかの刺激によって、普段悪さをしていない黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌が繁殖し、感染症を引き起こすことが原因だと言われています。
カミソリや毛抜きによるムダ毛処理などで起こるのがほとんどではないでしょうか。
よく似ている症状のニキビの炎症の原因はアクネ菌であるのに対し、毛嚢炎は「黄色ブドウ球菌」や「表皮ブドウ球菌」によって引き起こされるのです。
治療法は軟膏などを処方していきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
STD(性感染症・性病)は、症状が出ていなくても感染していれば、他人にうつしてしまったり、体をむしばんでいくものが多くあります。
不安に感じたら検査が大切。
どの症状においても、専門家の医師の診察を早急に受けることが大事になります。
放っておかないようにしましょう。