バルトリン腺炎になって病院に行ったのですが、その日から激痛で動くのも痛く、自分の家の痛み止めを飲んでます。

痛み止めを飲まないと居られな位ズキンズキン痛いんです。

 

バルトリン腺炎は、何もしなくても、発症します。

原因のほとんどは不明です。

バルトリン腺炎は腫れるとピンポン球からゴルフボール位までなります。

歩行すら困難になります。

患部が腫れてバルトリン腺が緊張しているなら、本来の開口部の場所で、出口を作る造袋術 ( バルトリン腺開窓術 ) をやります。

外来で局所麻酔でやり解ける糸で縫います。

最初の麻酔の時だけ痛みがあります。

手術時間は10分程です。

その後は、抗生剤を5日間程、内服し、外来で消毒します。

落ち着くのは10日後くらいです。

バルトリン腺の壁の炎症が強くて硬くなっている時は、手術が出来ませんので、一時的に中の膿を注射針で吸引するか、一部を切開して排膿した後、抗生剤を内服します。

 

【バルトリン腺炎とは】

バルトリン腺が大腸菌などの細菌に感染し、炎症をおこすことをいいます。

■原因

原因となる細菌は、ブドウ球菌、大腸菌、連鎖球菌など一般的な細菌の他、淋菌などです。

大腸菌などはどこにでもいる菌で抵抗力が落ちたりすると感染、発症することがあります。

セックスのさいに菌が侵入して起こることもあります。

■症状

炎症症状が進むと、バルトリン腺が赤く腫れて、しこりができ、痛みがあります。

化膿し膿が溜まって腫れは大きくなり、灼熱感があります。

さらに悪化すると、発熱したり、痛みで歩くことも困難となります。

腫れは大きくなると鶏卵大にもなることがあります。

■検査・診断

原因菌を特定するために、しこりに溜まった分泌物を注射針で吸い取り、細菌培養検査をおこないます。

■治療

初期の場合は、抗生物質や消炎剤、鎮痛剤などによる治療がおこなわれます。

化膿し膿が溜まって腫れが大きくなった場合は、切開や穿刺を行い排膿をおこないます。

再発を繰り返す場合は、切開排膿後にバルトリン腺の出口がふさがらないよう口をつくる造袋術という手術をおこなったり、バルトリン腺を摘出する手術をおこないます。