お酢、ショウガ、おから、卵・・・「美人の冷蔵庫」には秘密がある
「ずっと若い体」をつくるために、常備しておきたい「四大脇役食材」です。
まず、お酢。酢には肥満を招く一因となる血糖値の上昇を抑える働きや、体脂肪を燃やす働きがあります。
とくに、豊富に含まれるアミノ酸は、体脂肪の分解を促進します。
また、お酢には肝臓を活性化させる作用があります。
肝臓が活発に働いていると、内臓脂肪が燃えやすくなります。
第2に、ショウガ。血液の循環をスムーズにし、体を温めてくれます。
トウガラシは手足の末端から温めますが、ショウガは体の芯、内臓から温めてくれます。
当然、基礎代謝力が上がります。
第3に、おから。成分の半分が食物繊維です。
食物繊維は、お腹の中でふくらむので、腹持ちが良くなり、便通を促してくれます。
肥満と便秘の「救いの神」のような食材です。
また、食物繊維は、肌のトラブルを引き起こす有害物質の排出も促すために、おからをたくさん食べると美肌効果も期待できます。
さらに、おからに含まれるイソフラボンが、更年期障害の症状をやわらげ、骨粗しょう症、乳がんの予防や改善にも一役買ってくれます。
おからは、まさに女性にとって「いいことずくめの食材」です。
第4に、卵。かつてはコレステロールを高くすると思われてきましたが、今はコレステロールを除去する働きが注目されています。
それはレシチンの働きです。
レシチンは脂質の一種で、細胞膜の主成分となる物質です。
とくに、脳や肝臓の細胞膜に大量に含まれ、細胞を若々しく保ったり、脳や神経系の働きを活発にしたりします。
また、レシチンは、細胞の中からコレステロールをとり除くときに働く酵素の作用を助け、血管壁にこびりついたコレステロールを除去して血管の若さを保ちます。
動脈硬化や狭心症、脳卒中などの予防効果があるのです。
卵は、体に必要な栄養素をまんべんなく含む「スーパー健康食」です。
1日1個、食べることをおすすめします。