爪でわかる健康チェック爪にはあなたの健康状態が映っている

みなさんは、爪から体の内部の健康や老化の状態を知ることができるのをご存知ですか。

ちょっとご自分の爪をごらんになってみてください。

健康な人の爪は、ピンク色をして血色がよく、爪の表面がまるみをおび、なめらかです。

年をとれば、皮膚にシワが増えるように、爪にもたてジワが増えてきます。

爪の色が白っぽく、蒼白になっている場合は、貧血の疑いがあります。爪の中央がくぼんでスプーン状にそり返った爪になると、鉄欠乏性の貧血といえます。

紫色がかってくれば循環器障害の疑いがあり、心臓に障害がある場合と、肺に病気がある場合が考えられます。

肝硬変や腎障害のある場合は、爪が乳白色かスリガラスのような白色になることがあります。

爪に横に走る白い線が見られたら、ネフローゼ症候群の疑いがあります。

さて、あなたの爪はいかがでしょうか。

 

形のよい、きれいな爪でいるために

爪が折れやすいとか、光沢がない、血色が悪い、たてジワが急に増えたというような場合は、爪に老化が起こっている証拠です。

爪に必要な栄養をとり、健康な爪を養いましょう。

それにはタンパク質、カルシウム、鉄、ビタミンC、品などを充分にとることです。

骨ごと食べられる小魚料理は、タンパク質とカルシウムの補給源になります。

たとえば、小あじを二度揚げして、酢油につけ、骨ごと食べるようにしたものや、

頭を落としたいわしを、酢か梅干しを加えて骨までやわらかく煮たもの、いわしの頭と腹わたをとって、骨ごとミキサーにかけて、ハンバーグにしたものなどおすすめです。

 

カルシウムや鉄の多い切り干し大根、小松来、ひじき、こんぶ、きくらげ、ごまなども多くとるよう心がけてください。

カルシウムの吸収をよくするには、リンとの比率が1対1から1対1.5が理想。

化学食品添加物の多く入った食品や肉類、菓子類を多くとる食事では、リンの比率が高くなり、カルシウムの吸収が低下します。

リン過剰の食事にならぬよう、気をつけてください。

 

ビタミンCは、新鮮な野菜、柑橘類の他、プリンスメロン、いちご、キウイフルーツ、柿、パパイアなどのCの豊富な果物を季節に応じてとりましょう。

ビタミンB6は、魚卵や貝類、納豆、トマト、酵母、レバー、小麦芽などに多く含まれています。

B6は腸の中で合成されるビタミンですから、腸の働きを健全にしておくことが、B6不足を防ぎます。

したがって下痢や便秘を防ぐことも大事です。

「LG2」の乳酸菌の入ったヨーグルトを常食することも、腸を健康にします。