生理がこない・・・

妊娠以外に生理がこない理由は何でしょうか?

妊娠の可能性がなくても、予定日を過ぎてなかなか生理が来ないと不安になるものですよね。

でも、それって病気の大切なサインだったり、休みたいという体からの悲鳴なのかもしれません。

女性にとって生理は「健康をはかるバロメーター」ともいえるものです。

生理予定より3日過ぎるとなにかしらの原因によるものと考えてみます。

 

目次

生理の周期について

排卵を基礎体温で確認していれば、排卵から生理までは14日(±2日)で、生理がきます。

この日数は、生理周期に個人差があっても同じです。(排卵後の黄体ホルモンの寿命が14日なので)

生理不順でしたら、基礎体温を測ることをおすすめします。

測ることによって、排卵の有無と生理予定日の見当がつきます。

また、妊娠をしている場合などを除き、排卵後約14日後に生理が来るのが月経周期の大前提と言えます。

予定よりも3日以上生理が遅れている場合などは、排卵自体が遅れていると考えるのが自然です。

正常な生理周期は25~38日。

生理周期の変動は、1週間程度のずれが一般的です。

3ヶ月以上生理が来ないと無月経となり、子宮や卵巣の機能が低下すると言われていますので注意しましょう。

気になることがあれば、産婦人科へ相談するのがベストです。

予定より3日以上遅れていると、何かの原因でおこっている場合があります。

 

生理が遅れる原因要素について

◎薬の副作用が原因

吐き気止めや胃薬、抗うつ剤、ピルなどの服用で分泌されることのあるプロラクチンというホルモンは、分泌量が増えると卵巣の働きを抑えて排卵が止まってしまうことがあります。

薬を飲み始めたら生理不順になった、というような場合には一度医師へ相談しましょう。

 

◎イソフラボンが原因

生理を遅らせるもの、それは「豆乳」です。

豆乳といえば、一昔前健康ブームと共に流行った食品ですよね。

そんな豆乳がなぜ生理の周期を遅らせるかというと、豆乳に含まれているイソフラボンが原因です。

イソフラボンと女性ホルモンの成分はとても似ており、多く摂取しすぎると、ホルモンのバランスが崩れてしまうという弱点があるのです!

だいたい豆乳は300ml前後が1日の目安と言われており、それ以上飲みすぎると生理が遅れてしまう可能性があるので注意ください。

○○の効果でということで、摂取しすぎると起こる場合があります。

 

◎子宮や卵巣の病気が原因

生理は来ていても排卵していない「無排卵月経」の場合も、生理周期が乱れがちになります。

遅れているのではなく生理が来ないという場合は、「早発閉経」の可能性もあります。

現代社会にはストレスが多いためか、20~30代で閉経を迎えてしまう早発閉経の人も増えています。

 

◎出産、流産、人工妊娠中絶時などの子宮内処置が原因

出産や流産、人工妊娠中絶時などの子宮内処置が原因で子宮腔内が癒着し、生理が正常に来なくなってしまうことも。

治療には適切な手術や処置が必要なことから、思い当たる場合には産婦人科への相談が不可欠です。

 

◎ストレスが原因

ほとんど方がストレスによって生理が遅れるといわれる原因要素。

排卵は、脳にある視床下部→脳下垂体→卵巣という流れによって行われます。

この脳下垂体というのは自律神経の中枢のような部分で、とても簡単にストレスの影響を受け、排卵が遅れたり、無排卵になってしまいます。

仕事や人間関係のストレスはもちろん、「今月は生理が遅れると旅行に重なってしまうな」というような心配事が反対に排卵を遅らせてしまうことも珍しくありません。

 

◎不規則な生活が原因

睡眠不足や不規則な生活を送っていると、自律神経が乱れてしまい、ホルモンバランスの乱れを引き起こしてしまいます。

排卵前の卵包ホルモン(エストロゲン)と排卵後の黄体ホルモン(プロゲステロン)、この2種類のホルモンバランスを正常な状態に保つことがホルモンの分泌量やサイクルを整えることにつながります。

 

◎ダイエットが原因

過度なダイエットによる栄養失調状態や精神的ストレスやホルモンバランスの崩れが考えられます。

無理なダイエットは生理を遅らせる原因になります。

ダイエットを頑張りすぎると栄養がいきわたらないため、脳下垂体系の働きが低下してしまいます。

脳下垂体系は生理の起きる要因であり子供を授かるのに大切な”排卵”の活動をコントロールしているため、脳下垂体系の働きが低下すると排卵の遅れや低下が起こり、結果として生理の遅れまたは生理停止が起きるのです。

食事制限することで栄養不足になったり、体重が一気に落ちたことによるホルモンバランスの崩れが原因であると言われております。

 

◎運動不足が原因

運動不足になると体の筋肉が低下します。

そうなるとだんだん筋肉が脂肪に変わってしまいますよね。

女性ホルモンは脂肪に吸収される傾向があり、運動不足により脂肪が多くなった人は生理が遅れてしまうといえます。

また、運動不足の人は血の流れが悪くなってしまい、冷え性になりやすくなります。

そうなると、卵巣や子宮などの生理を行う部位の機能が低下し、だんだん生理が遅くなってくるのです。

 

まとめ

日常のストレスにおける精神的なものが原因でおこることがとても多くいらっしゃいます。

不安なことがあったり、 心配ごとがあったり、、、

早くこーいとか思ってる時に限ってこなかったり・・・。

生理不順もあると思います。

妊娠が考えられないのであれば、少しリラックスして待ってみてはどうでしょうか。

軽度の生理不順の場合で自分で思い当たる原因があるならば、その原因を取り除き様子を見るのもいいかもしれません。

「生理が遅れる原因チェック」で気軽に身体の状態をチェックしてみるのもオススメです。

これといって思い当たる原因がないまま生理不順を引き起こしていることも多く、場合によっては複数の原因が絡み合って生理が遅れていることもあります。

あんまりにもこないときは、病院へ行きましょう。