乾燥から来る!粉ふき肌の対策!
乾燥がひどいと、白い粉をふいてしまう人も多いのでは?
特に乾燥した季節の寒い時期などもそうですね。
粉をふいた肌は見た目が悪いだけでなく、かゆみを伴うので悪化すると大変なのです。
実際そのような方も大勢おられます。
肌がかゆくなるとストレスにもつながりますので要注意ですね。
そこで、日常生活からできる対策が乾燥肌の予防につながります。
目次
なぜ「粉ふき肌」になってしまうの?
粉ふきは、医学的には肌の表面にある角質層の落屑(らくせつ)と説明されます。
つまり、肌の表面からはがれ落ちた細胞の死骸が、粉ふきというわけです。
健康な肌は、角層がバリア機能を果たして潤いを保っています。
寒さや乾燥によって肌細胞に元気がなくなると、正常な角層づくりが行われなくなり、肌の柔軟性がなくなります。
その結果、角層に亀裂が入って「粉ふき肌」になってしまうのです。
肌の中の水分が極端に失っている状態なので紫外線など外部刺激に非常に弱い状態となりますので早急に対策しないと大変です。
乾燥肌の粉ふき肌は基本の保湿から
粉ふき肌は、バリア機能低下のサインともいえます。
カサつき、粉ふきに気づいたら、保湿剤を用いてこまめなスキンケアを徹底し、早めに症状を改善しましょう。
ワセリンなど、角質表面に被膜を作る成分が含まれているものが良い
少なくとも1日朝晩2回、やさしく皮膚になじませるように塗りましょう。
ただし、あまりにかゆい場合や、湿疹がひどい場合は、自己判断をせず、お医者さんに相談したほうが安心です。
乾燥肌の粉ふき肌は毎日の入浴には注意!
① 入浴後の注意
特に乾燥した冬の季節では、入浴後に皮膚の水気を十分にふきとらないと大変です。
水分の蒸発過程で気化熱が奪われてからだが冷えてしまいます。
② 入浴中におこる注意
そして角層の水分が減少して、さらに皮膚の乾きや荒れが進んでしまいます。
入浴中におこる目に見えないことは、肌に必要な皮脂や天然の保湿因子が流れ出てしまいがちになります。
さらに、体を温めると肌はかゆみを感じやすくなるため、入浴で保湿力が低下した肌はよりかゆみを発生しやすくなってしまうことでしょう。
③ 入浴後におこる注意
お風呂から上がった肌は皮脂も保湿因子も不足している状態です。
そのまま放っておくと水分が蒸散されて、どんどん肌は乾燥していきます。
入浴後は、できだけ素早く全身に保湿ケアをしてあげましょう。
また、体を泡でやさしく洗っても、お風呂から上がったときに、ゴワついたバスタオルで、こするように体を拭いたのでは意味がありません。
お風呂から上がった肌は一番デリケートなので、肌あたりがやさしいタオルで、こするのではなく、軽く押しあてるようにやさしく水分を取ることも忘れずに
肌着もきちんと選ぶ
直接身につける下着類はウール、ナイロンを避け、木綿製の製品を選ぶようにしましょう。
乾燥してささくれた肌に、細かい化繊の糸が引っかかってしまい少し動くと、肌のほんの一部が引っ張られます。
実は、合成繊維などを直接着用して動いているだけでも、肌と擦れて、肌の大事な油膜を知らず知らずのうちに削り取ってしまいます。
乾燥している時の肌着は全て「綿100%」素材で。
暖房は控えめで、加湿を忘れずに
意外に見落としがちなのが、空気の乾燥です。
乾燥肌の人にとって(特にほほに白い粉をふくような方)は、暖房というのは大敵です。
温度設定を低めにして、湿度を50%〜60%になるように心がけましょう。
加湿器を使用するのがベストですが、水を入れた器を置いたり、濡れタオルを室内にかけておいたり、洗濯物を室内に干すなどの方法もあります。
食生活で内側から改善
さらに粉ふき肌の改善には、体の内側から肌に良いとされる栄養素を補給することも大切です。
細胞と細胞をつなぐタンパク質をはじめ、健康的な肌づくりに役立つビタミン類を積極的に摂取するよう心がけましょう。
特に粉ふき等への症状を改善したい場合は、ビタミンCやβカロチンを豊富に含んでいる菜の花やブロッコリーなどが非常に効果的です。
また納豆も化粧品に使われたりもするように、保湿成分が高いことで知られる食物です。これらのものを積極的に摂るようにすることで、より効果的に粉ふきへの予防対策を行うことができます。
さらに角質などの排出をスムーズに行うためには、血流や代謝の改善も考えていかなければなりません。
そのためにはニンニクやショウガ、タマネギなどの食物が有効ですので、こちらも合わせて取り入れていきましょう。
粉ふき肌にはヒルドイド系のワセリンが一番の改善策です!
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