女性ホルモンから起こる症状について次のような項目があげられます。

◎ イライラ、吹き出物がある時、生理前のからだや心の不調には女性ホルモンが大きく関与している。

◎ 寝やかさや優しさ、弾力性を助長するエストロゲン、イライラ、怒りっぽくなるのはプロゲステロンの働きによるもの。

◎ 2つのホルモンの働きを理解してバランスよく保つことで、心もからだもしなやかな女性に。

 

黄体期と生理期はできる限り毒素を取り込まない

 

女性ホルモンにはエストロデンとプロゲステロンの2種類があり、生理周期はこのホルモンバランスによって調整されており、さらにからだや心、肌の調子にも大きく関わっています。

生理が終わってから排卵までの期間を「卵胞期」、排卵後から次の生理が始まるまでの期間を「黄体期」と呼びます。

卵胞期はエストロゲンの分泌が多く心もからだも安定している時期。

黄体期はプロゲステロンの分泌が多くなる影響で、イライラや不安感、やる気が出ないなど心が不安定になりやずい時期。

「生理期」は、プロゲステロンとエストロゲンの分泌が急激に低下し、体温が下がることで、冷え、頭痛、便秘、むくみ、腕の張り、イライラといった女性特有の不調が出やすい時期。

生理が終わりに近づくとエストロゲンの分泌が始まり、落ち込んだ気分から脱出していきます。