ホルモンは女性を天使にも悪魔にも変えるもの
生理前に、男性に近寄られて嫌悪を感じたり、恋人に頭や体をさわられるのが嫌になったりしたことはありませんか?
実は、女性ホルモンの影響です。
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女性ホルモンはその日の気分にも大きく左右します
エストロゲンは穏やかさや優しさ、弾力性などを助長しますが、もっとも大きな働きは「受容力」です。
女性はエストロゲンが増えると、排卵して妊娠しようという本能が働くため、「男性を優しく受け入れよう」という気持ちになります。
一方、プロゲステロンが増える時期は、生理が始まるまでは「妊娠をしているかもしれない」と体が判断します。
動物の本能で赤ちゃんを守ろうとするため、男性が近寄ってくるのを避けるようになり、「あっちに行け!」という気持ちになります。
また、イライラしたり怒りっぽくなるのもプロゲステロンの働きだといわれています。
体が「妊娠していなかった」と判断すると、プロゲステロンは子宮内膜の掃除、つまり生理に入ります。
生理が順調に終わると、再びエストロゲンが増え、女性はまた男性を受け入れられるようになるのです。
男性にとっては、エストロゲンは「いらっしゃい」という天使のホルモン、プロゲステロンは「あっちに行け!」という悪魔のホルモンといえます。
ただ、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが悪いと、エストロゲン期も「あっちに行け!」の状態のまま、悪魔の時期になってしまいます。
ホルモンバランスが乱れると自律神経も乱れ、体がカサカサしたり、冷たくなり、よけいにイライラするので、ますます男性を遠ざけてしまうことに。
これでは、男性のほうも近づきたくなくなってしまいます。
パートナーとうまくいくにはホルモンのバランスが大事!
恋愛をするにも女性ホルモンのバランスがとても大切なのです。
現代の女性は女性ホルモンのバランスをくずしている人が多いため、男性と上手にコミュケーションがとれなくなり、恋愛がうまくいかない傾向があります。
また、妊娠中は旦那さんがちょっと遅く帰るだけで腹立たしくなることがあります
これも出産までは胎児を守るためにプロゲステロンが増加するためなのです。