ずっと「美肌で生きる」コツ・・・成長ホルモン
美肌、健康増進、老化防止、肥満解消
こうした強力なアンチエイジング効果を発揮するのが、成長ホルモンです。
成長ホルモンは、健康な肌と丈夫な骨をつくります。
また、体が、筋肉のもとになるたんぱく質をつくるのを助ける働きや、体脂肪を分解する働きもあります。
分泌低下が起こると、体脂肪が増えて筋肉量が減り、新陳代謝が悪くなって肌が荒れます。
成長ホルモンを、アンチエイジングの強力な味方にするもっとも重要な点は、「分泌されるタイミング」。
成長ホルモンが大量に分泌されるタイミング、その1は、「睡眠中」です。
しかも、寝ついてから20分ほどでやってくるノンレム睡眠(深い眠り)の間に、成長ホルモンが大量に分泌されます。
深い眠りが夜10時から午前2時ころの間にあればよりいっそう分泌されます。
成長ホルモンは、日中、紫外線を浴びてダメージを受けた皮膚を、夜の間に修復します。
美肌は、眠っている間にしかつくられないのです。
また、日中の活動や運動で傷ついた筋肉にたんぱく質を補給して修復し、筋肉量を増やします。
荒れた肌がよみがえるのも、もっとも多く筋肉がつくられるのも、夜の深い眠りの時間帯なのです。
成長ホルモンが分泌されるタイミング、その2は、「運動後」です。
筋トレなどの運動で筋肉が刺激を受けると、脳下垂体が活性化して成長ホルモンの分泌が高まります。
分泌は3時間ほど続きます。
たとえば、お相撲さんは、午前中に激しい稽古をした後にチャンコ鍋で朝昼食を兼ね、そして昼寝をします。
彼らのみごとな体はこうしてつくられます。
一見、体脂肪タップリに見えますが、じつはほとんどが筋肉です。伝統的な知恵として、成長ホルモンの分泌の仕組みをうまく利用していたのです。
成長ホルモンの補充に、成長ホルモン補充療法というのがありますが、副作用や発がんとの関係などが指摘され、特殊な病態を除いては安易に行なうべきでないとされています。
そこで、成長ホルモンの分泌を自然な方法で高めるために、次の二つの方法を心がけます。
これが、「ずっと若い体」でいるための秘訣です。
第一に、質の良い睡眠を確保すること。
成長ホルモンが深い眠りの間に分泌されることを考えれば、当然です。
理想の睡眠時間は7時間半。
毎日はむずかしいかもしれませんが、極力、夜11時には床につくことを心がけたいものです。
寝る前には、安眠を妨げる甘いものや炭水化物、アルコールはひかえます。
血糖値が上がると、成長ホルモンの分泌が抑えられてしまうからです。
第二に、適度な運動を習慣にすること。
軽くもなく、きつくもなく、軽く汗ばむ程度の運動です。
たとえば男性ホルモンの分泌を促すのと同様に、ウォーキングとスクワットを継続的に行ない、筋力を鍛えます。
筋トレを行なうと、筋肉組織は少なからずダメージを受けます。
このダメージを修復するために、成長ホルモンが分泌されるのです。
このように、成長ホルモンが分泌される仕組みを知っておけば、筋力アップもむずかしくありません。
夕食に肉や魚などのたんぱく質をとって「筋肉のもと」を補い、スクワットや腕立て伏せを10分行ないます。
成長ホルモンがたくさん分泌されると、自然に体重や体脂肪率が下がります。
体が引き締まり、カッコいいプロボーションをとり戻すことができるのです。
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