肘が真っ黒いです!
半袖になって腕を出し始めたら肘のところが黒ずんでいるのに気が付きました。
肘を曲げているとあんまり目立たないのですが、伸ばした状態であると後ろから見たらかなり黒いのが目立っていました。
一体なにが原因なんでしょう!
目次
肘の黒ずみの主な原因
摩擦・刺激・圧力が加わると皮膚が自身を守ろうとして、角質がぶ厚くなり繰り返し蓄積することで黒ずむのです。
肘が黒くなるのは肘の皮膚組織が角質化しているからでしょう。
固い面に対し、肘を当てた状態で体重をかけて長時間座っていたり、肘で枕をつくるように寝ていたりと、肘に過度な負担をかけた姿勢を日ごろ、多くとっていないでしょうか。
さらには色素沈着を起こし、なかなか落ちなくなってしまいます。
肘は皮脂腺が少ないため、皮脂や水分が極端に少なく乾燥しやすいパーツ。
ちょっとした刺激でも、ダメージが大きいのです。
しかも肘をついたり、ほおづえをついたりと摩擦、刺激、圧力が加わりやすいため、黒ずみができやすく、それがなかなか落ちません。
このように何年にも渡って繰り返されてきた刺激によって、肘は黒ずんでいるということです。
さかむけは絶対そうだとは言えませんが、さかむけになる部分も強く同じ部分を固い場所やざらざらした場所に押さえつけるように姿勢をとる癖があれば、その組織が裂けて、さかむけになるというのが想像できます。
潤いのでる塗り薬などを使用し、日ごろ、肘にあまり負担のかかる姿勢を意図して取らないようにしていけば、角質化も改善しますし、黒ずみも減っていくと思います。
ひじの黒ずみの正体は汚れではなくて「メラニン色素」です。
肌は、摩擦などの刺激を受けると肌内部を守るためにメラニン色素を作り出します。
メラニン色素は、もともと体の内部を守るために作られるものですが、大量に作り出されたメラニンが上手く排出されずに肌内部に留まってしまうと、黒ずみになってしまうのです。
日常生活では、テーブルにひじをついたり、床にひざをついたり、たくさんの刺激がひじ・ひざに与えられています。
この刺激は、角質を厚く、かたくします。
そのため、ひじとひざには古い角質がたまりやすくなり、黒ずんで見えてきます。
肘の黒ずみの予防法
まず絶対に肘を付かないこと。肘の皮膚を硬化させないためです。
生活習慣を改めて、肘を保湿することで黒ずみの予防ができます。
服による摩擦を最小限に、ひじにクリームを塗るなどして、「すべり」を良くしてあげましょう。
きつい服を着ないことも、摩擦を減らすのには有効な手段。
古い角質を ”やさしく” 取り除くことです。
黒ずみの大半の原因は摩擦による角質の発達なので、決してゴシゴシと強くこすって取ってはいけません。
入浴時に、ひじ・ひざをよく泡立てた石鹸でマッサージしてください。
角質は無理やりに取り除こうとすると、かえって後で増えてしまいますので注意が必要です。
角質をやさしく取り除いたら、ジェルクリームをたっぷり塗ってしっかりと保湿します。
この保湿には、角質を取り除いた肌をカバーする効果と、肌のすべりをよくして摩擦予防(=角質予防)の効果があります。
角質ケアは強くやりすぎるとそれが刺激になって色素沈着がひどくなる場合があります。
あくまでやさしく、円を描くようにしてください。
また、やりすぎると必要な角質まで落としてしまい、かえって角質が厚くなります。
月に1~2回程度にとどめましょう。
お風呂から出たら手持ちの化粧品で大丈夫なので、しっかりと保湿することもお忘れなく。