ずっと「前向きに生きる」コツ・・・やる気ホルモン
女性の体で、1日に分泌される男性ホルモンの量。
男性の約10分の1から20分の1です。
健康な男性の体では、毎日7ミリグラムほどの男性ホルモンが分泌されています。
たったこれだけの男性ホルモンがきちんと分泌されないだけで、女性の体は、ぐっと老けやすくなってしまうのです。
男性ホルモン(テストステロン)が「ずっと若い体」に不可欠な理由は、なんと言っても筋肉をつくるのに欠かせないホルモンだからです。
筋肉の量や筋力を高めます。
また、筋肉を減らすストレスホルモンの働きを、 抑え込む作用もあります。
男性ホルモンの分泌は、食生活や運動の仕方に大きく影響されます。
菜食主義、低カロリー·低たんぱくの食事、過剰なトレーニングやストレスなどが、男性ホルモンの分泌を低下させます。
脂質のとりすぎに気をつけていれば、肉は理想的な高たんぱく食品です。
脂身の少ない、牛や豚の赤身などがいいでしょう。
肥満を避けながら、男性ホルモンの分泌を促すために肝心なのは、摂取と消費のカロリーバランスをとりながら、体脂肪率を普通レベル(20~25パーセント)に保つことです。
皮下脂肪は女性らしさのもとですが、腹部の皮下脂肪が厚いと、男性ホルモンの分泌が低下すると言われています。
すべてを多すぎず、少なすぎず、バランスをとるためにも、まめに体脂肪率は測ったほうがいいでしょう。
男性ホルモンは、精神面でも大きな影響を与えます。
男性ホルモンが減少すると、前向きに生きる気力、やる気がだんだんに消え失せていきます。
すると、ふさぎ込むようになり、ストレスが重くのしかかってきます。
何よりも、この先「ずっと若い体」をつくっていくための、ちょっとした生活習慣の改善も、「やる気」が継続してこそ。
それをつかさどる男性ホルモンの力があってこそ継続できるのです。
まずは第1歩を踏み出しましょう。
30分のウォーキングをして、夕食には牛の赤身肉のステーキ、そして就寝前に腕立て伏せとスクワットを10分程度。
そして、十分な睡眠。
こうしてあなたの「ホルモンカ」は、ぐんぐん鍛えられていくはずです。