PMSとは、月経前症候群と呼ばれるもので、月経が開始する3~10日ほど前から身体的、精神的に不快な症状が現れます。

月経がはじまる際、ひどい乳房痛や下腹部痛、いらいら、憂鬱、強い眠気などを感じたりしませんか?

 

そういった症状は、もしかしたら PMS(月経前症候群) かもしれません!

PMS(月経前症候群)原因は・・・

PMS(月経前症候群)になると、多くの症状が現れる傾向にあります。

 

排卵のリズムがある女性の場合、排卵から月経までの期間(黄体期)にエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されます。

この黄体期の後半に卵胞ホルモンと黄体ホルモンが急激に低下することで、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こします。

その原因が月経前症候群となると考えられています。

月経前症候群は女性ホルモンの低下だけが原因ではなく多くの要因から起こるといわれています。

現代社会ではストレスを多く抱いたりすると、脳内のホルモンや神経伝達物質などに影響を受けるようです。

 

目次

ひどい眠気もPMS(月経前症候群)の原因要素

コーヒーや甘い物などの「嗜好品の摂取量が多い人」と、「神経質・几帳面な性格の人」は、特にPMSになりやすい傾向があったそうです。

神経質・几帳面な性格の方などは、日頃溜め込んでいるストレスが、生理前のタイミングで放出されてしまいやすいのでPMS(月経前症候群)になりやすいようです。

 

PMS(月経前症候群)対策

眠気など様々な症状のPMSは、根本的な生活環境を改善するのも視野にいれることも必要です。

意識しておくことで和らぐ方向へ導いてくれるものです。

下記の該当する内容があれば、そのへんを少しずつ改善してみてはいかがでしょうか?

 

● 婚詰めたハードなスケジュールをこなさないこと、時にはゆとりを設けること。

● 睡眠と休息をたっぷりとること、休みの日はリラックスとリフレッシュをすること。

● 自分なりのリラックス法を試して、気持ちをリフレッシュさせる、趣味などを活かす日を設ける。

● ゆっくりとお風呂に浸かる、リラックスさせる

● カフェイン・アルコール・タバコを控える、有害なものはメリットもありませんし、シャットアウトすることです。

● ビタミン・ミネラル類をとる、バランスの良い食事と栄養を考えた献立を設ける。

PMS(月経前症候群)では、月経前の過ごし方に工夫をすることも大切です。

ハードなスケジュールを入れない、リラックスする時間を作る、睡眠や休息をたっぷりとるなど、少し余裕を持って過ごすと、症状は少し解消されることがあります。

また、症状はつらいものですが、そのことばかり考えているとそれ自体がストレスになり、症状を悪化させる原因にもなりかねません。

月経は女性に必要なものととらえて、前向きに考えることも大切です。