普段から下痢をしやすい人に!腸を強くしてスタミナをつけるには食事など見直してみましょう。

 

疲れたり、冷えたり、ちょっと油っこいものを食べすぎたり、あるいは精神的ストレスがあると、すぐ下痢を起こすという腸の弱い体質の人がいます。

体力の強弱は、かなり腸の働きに関係してきます。

腸の働きが健全であれば、栄養素の吸収利用度がよく、さらに腸内細菌によって合成されるビタミンB群やKなどが豊富なので、必然的に体にスタミナがそなわってきます。

 

ところが、絶えず下痢を起こしていると大切な栄養素が、体を素通りしてしまい、そのうえ腸内でのビタミン合成能力も低いので、ビタミンB群欠乏症を招き、慢性疲労に陥りやすくなります。

そのため、がんばりのきかない虚弱体質になりがちです。

そこで、下痢を起こしやすい人は、根気よく体質を改善していき、腸の働きを健全にすることが、スタミナを養うことにつながります。

 

目次

下痢をしやすい人の絶対条件!
① 酸化した油脂をさけるべき

魚や肉の燻製類(くんせいるい)は、油脂が酸化しているものが多いので、注意してください。

また鮮度の落ちた干物、ポテトチップスなどの油を使ったスナック菓子、インスタントラーメン、何度も使った植物油なども避けたい食品です。

酸化した油脂類や、市販の揚げ物などに多く含まれている「トランス脂肪酸」の大量摂取は下痢を招いたり、血管の老化を促進させるので、注意してください。

また、防腐剤、酸化防止剤などの腐敗防止の添加物の多く入った食品をひかえることも大事です。

 

これらの化学食品添加物は、腸内の有効菌の働きをおさえ、ビタミン合成能力を低下させてしまうので、とくに腸の弱い人は避けてほしい添加物です。

また、青色○○号、赤色○○号などと記載される、タール系色素で着色された食品もできるだけ避けましょう。

全体に、化学的な食品添加物が多く入った加工食品はひかえるのが賢明です。

なお、腐敗防止の添加物が使われていない無添加のものでも、鮮度の落ちた食品は過酸化脂質が増えているので要注意です。

 

下痢をしやすい人の絶対条件!
② 極端に冷たいものを避ける

食事中に胃腸の働きを低下させる冷たい飲み物を多くとったり、食間にやたらに冷たいものをとらないようにすることも大事です。

冷たいものは、ゆっくり一口ずつ、かむようにしてください。

とくに夏の間、冷房のきいた部屋では、冷たいものより、できるだけ温かいものをとるように心がけましょう。

 

下痢をしやすい人の絶対条件!
③ 刺激物をひかえめにする

香辛料や濃いお茶類(コーヒー、紅茶、煎茶)、アルコールもひかえめにしましょう。

また、にんにくやねぎなど、刺激の強い野菜を一度に多量にとることもよくありません。

ただし、にんにくなどの野菜にはビタミンBの利用を高める働きや殺菌作用があるので、一回に少量であれば、腸の働きを強める効果があります。

しょうがや生わさび、赤とうがらしなどの香辛野菜にも殺菌·解毒作用があるので、ごく少量とるようにしてください。

このように、刺激性のある野菜は、一度に多量にとると下痢になり、少量なら逆に薬効作用があります。

当然のことながら、人工的に着色したり、刺激成分を加えた合成の香辛料では、殺菌や解毒作用などの薬効はなく、刺激性だけが強いので避けることです。

 

下痢をしやすい人の絶対条件!
④ 食物繊維と砂糖もほどほどに

刺激物をとりすぎないようにすることと同様に、ゴボウなど食物繊維の硬い野菜や豆類、油っこい料理も、一度にたくさんは食べないことです。

適量の食物繊維は必要ですが、一度にとる量をひかえ、またやわらかくして口にしましょう。

豆類にはビタミンB1、B2が多く、腸管を支配する神経に大切な栄養ですが、繊維が硬いため、とりすぎるとお腹が張ったり、下痢の原因にもなります。

そこでやわらかく煮たり、うらごししたものを少量、よくかんで食べるようにして徐々に慣らしていきましょう。

ただし、砂糖で甘くした豆類は、腸内で異常発酵しやすいので、甘い煮豆や甘納豆、ようかんなどはよくありません。

はちみつや黒砂糖でうすめに甘味をつけた豆類を、一回に少量よくかんで食べるのがおすすめです。

また、甘い菓子類や砂糖の入った甘い飲み物の過食も避けましょう。

砂糖を多くとっている限り、腸の働きを強くすることはできません。

この他、腸に不要な刺激を与えないためには、よくかんで消化酵素の分泌を高め、ゆっくり食べること、一度にドカ食いしないこと。

また、三度の食事を不規則にしすぎないことです。

これらは平凡なことですが、下痢体質を改善し、腸内でのビタミン合成能力を高め、るために、とっても大事な要素です。

 

腸の弱い人にすすめ!身近な食品で改善できる習慣

お年寄りの中には、朝起きて、梅干しと番茶をとり、それから朝食をとる習慣の方も多いようです。

これは、腸の弱い人には、おすすめしたい習慣です。

梅干しに含まれているクエン酸は、胃腸の働きを活発にさせ、これからとる食事を受け入れる態勢へ、体を持っていきます。

また、梅干しには殺菌作用があるので、下痢を起こさせる腸内の悪玉菌の働きをおさえる効果もあります。

番茶は、煎茶や緑茶ほどタンニンやカフェインが多くないので、食前の空腹時に適したお茶です。

はと麦や黒豆のお茶などもいいでしょう。

この他、夕食の1~2時間後に「梅肉エキス」小さじ1/4杯を湯飲み茶碗半分ぐらいのぬるま湯に溶かして飲むようにしてください。

殺菌、解毒力の強い梅肉エキスは、下痢を防ぎ、腸の働きを徐々に健全にしていきます。

梅肉エキスは食あたりにも大変効果があります。

この梅肉エキスを玄米粉で小さな粒状にした「梅丹」が市販されています。

エキスは、すっぱくて飲めないという人は、梅丹を食後に8~10粒、1日二回くらいとるとよいです。

 

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