爪が欠ける、縦線が入る、ガタガタする、白くなる・・・

爪には様々な病気があります。

 

その原因は以外に知っていない人が多くいます。

病気の種類と原因を紹介します。

 

爪が割れる、線が入るなど、爪の悩みを抱えている人はいませんか

40代ごろから、皮膚と同じく爪も薄く弱くなるので、爪のトラブルも増加します。

爪の悩みを解決するために、まずは爪について知りましょう。

爪は骨でなく、皮膚の一部です。

よってカルシウムではなくタンパク質でできています。

タンパク質といってもコラーゲンではなく、表皮や角質と同じケラチンというタンパク質でできています。

丈夫なケラチンタンパクの線維が、束になって縦に並んでいると思ってください。

爪のつけ根の部分に爪母(そうぼ)細胞という、爪を生み出す細胞があって、そこから新しい爪がつくられてのびていきます。

毛根で髪の毛が生まれてのびていくのと同じです。

爪母の部分を傷めてしまうと、変形した爪が生えてくることがあります。

爪のトラブル別に、原因と対策を見ていきましょう。

 

爪が欠ける

加齢で爪は薄くなり、また水分も失われてもろくなるので、欠けやすくなります。

パソコンのキーボードを強くたたくなどの衝撃も、欠ける原因としてあげられます。

また爪を長くのばすと、当然、欠けやすくなるでしょう。

爪は指と同じくらいの長さに整え、表面と断面に透明マニキュアを塗ると欠けにくくなります。

ただし、除光液で落とすと爪が傷むので、落とすことはせずに、はげてきたら上から塗り重ねましょう。

 

二枚爪

爪の先端が薄くはがれて2枚、3枚に分かれてしまい、引っかかって困るケースがあります。

これは枝毛と同じようなもので、根本的な原因はーと同じく、爪がもろくなって乾燥すること。

爪の先端には、ケラチンの線維の断面が露出しています。

衣類の生地の断面のようなもので、一度ほつれ始めると、そこからどんどんほつれていきます。

爪を切ってもすぐまたはがれてしまうという場合は、断面に透明マニキュアを塗って保護するといいでしょう。

 

爪に縦の線が入る

爪のシワのようなもの。

加齢によるものなので、消すことはできほせん。

表面をやすりでこすって平らにしてしまう人がいますが、1爪が薄くなって割れることがあるので控えましょう。

 

爪のへこみ

爪の表面に、ペン先で押したようにポコポコとしたへこみができたり、爪に横線が入ってがたがたとへこんだりすることがあります。

手荒れがひどくて爪のまわりが炎症を起こし、爪母細胞にまでそれが及んだ場合によく見られます。

洗剤をさわらないよう心がけ、割れたり水疱ができるなど症状がひどい場合は、皮膚科を受診して。

また、擘蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)や乾癬(かんせん)などの病気に伴ってこのような変形が見られることもあります。

 

爪に黒い縦線が入る

爪にできたほくろ。

指のほうに向かって染み出すように色が広がってきた場合は、悪性化の可能性があるので皮膚科を受診しましょう。

 

爪が白く濁る

加齢で爪が分厚くなり白く濁ることがあります。

爪の水虫で白くなることもありますが、手の爪だけが爪水虫になることはきわめてまれです。

 

先端の白い部分の面積が広がる

爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)といって、爪が指からはがれてきてしまうものです。

爪ののばしすぎで無理な力がかかることが原因として多いのですが、水仕事などで洗剤が爪の内側に入って残っている場合もあります。

 

爪が黄色くなる

マニキュアを常に塗っていると、爪が黄色くなってくることがあります。

これはマニキュアの色素が爪にうつったのではなく、マニキュアの成分そのものに爪を黄変させる性質があることが原因なので、ベースコートを塗っても防ぐことはできません(ベースコートもマニキュアの一種であり、同様に爪を黄変させる性質があるため)。

マニキュアを塗ることをしばらくやめて、爪が生え変わればなおってきます。

ジェルネイルには爪を黄変させる性質はありません。

 

爪の内側が緑色になった

グリーンネイルと呼ばれる、緑膿菌(りょくのうきん)という菌が繁殖したもの。

ネイルアートをして爪をのばしている人に多く見られます。

爪を長くすると、手を洗ったあとに爪の内側の水けが乾きにくく、常に湿った状態になり、菌が繁殖してしまうのです。

緑膿菌は、湿ったところを好み、水たまりや洗面所、トイレなどの湿気があるところに広く生息します。

お風呂場をきちんと掃除していない家庭では、床や壁にこの菌がついていることも。

毒性は高くないので健康な人にはほとんど無害ですが、病人や乳幼児など、抵抗力のない人に感染すると、ときに重症化し、命にかかわることも。

グリーンネイルになってしまった場合、専用の消毒薬なども売られているのでそれを試してもいいですが、爪の奥まで消毒することはなかなか困難で、爪が生え変わるまで待つしかないということがほとんど。

もちろんネイルアートは一旦やめて、爪を短くする必要があります。

なおるまでの間は、病人や乳幼児と直接接触しないよう注意し、また、調理の際はよく手を洗う、生ものを扱うときはビニール手袋をするなどの注意が必要です。