スタミナ食で体を燃やそう!
体を温めるもので食べたほうがいいものとは、ズバリ、それは肉!
実は焼き肉やジンギスカン、中華の妙めものなど、みなさんが「高カロリーだから」という理由で避けがちなスタミナ食こそ、体を温め、代謝をアップさせるメニューなのです。
特におすすめは、羊や牛、豚の赤身の肉。
なぜなら、これらには「L-カルニチン」という脂肪の燃焼を高める成分が含まれているから。
焼き肉を食べると、汗ばむくらい体がポカポカするのは、この成分のおかげなのです。
逆に肉を控えすぎると、脂肪を燃焼させる力が不足してやせにくい体になったり、血行不良で肌荒れしたり。
もちろん肉には脂肪がありますから、できるだけ脂身の少ない赤身を選ぶのがポイントです。
実は肉を食べてたんぱく質(アミノ酸)を補給することは、肌にもとてもいいのです。
私たちの体は、内臓も骨も筋肉も肌も、水分と脂肪以外は、すべてたんぱく質(アミノ酸)からできていることは、もうご存じですよね?
たんぱく質は体内に入るとアミノ酸レベルに分解され、優先順位の高い組織から順に振り分けられていきます。
もっとも優先順位の高い組織とは、心臓、肝臓、腎臟など、生命維持に欠かせない臓器。
肉や魚を食べない日が続いたからといって、いきなり心臓が止まってしまっては困りますからね。
逆に命とは直接関係ない組織、皮膚や髪や爪にたんばく質が補給されるのはいちばん最後。
ですから、きちんとしっかり食べないと、栄養不足から肌荒れしたり、髪がパサバサになったり、爪が割れやすくなったりするのは、ご
く当然のことなのです。