女性ホルモンの量は28日周期で変化します!
女性ホルモンの エストロゲンが増えるとどうなるのでしょうか?
特に女性らしく美しく影響を与えるエストロゲンは、妊娠に備えて子宮内膜を厚くするほか、皮下脂肪を蓄えて肌に張
りやうるおいを与えたり、髪をつややかにしたり、乳房をふくらませたりと、女性らも呼ばれます。
そのほかにも、血管や骨を強くしたり、脳を活性化させたり、気持ちを明るくさせる働きもあり ます。
一方、プロゲステロンは、体温を上げて受精卵を守ろうとするほか、受精したあと、胎盤がしい体をつくるため、通称「美容ホルモン」とできるまで妊娠に適した子宮の状態をつくります。
エストロゲンは生理時期から排卵が起こるまでの間に、卵巣内で育つ卵胞から分泌されるため、「卵胞ホルモン」と呼ばれます。
一方、プロゲステロンは排卵してから生理が来るまでの間に、成熟しなかった卵胞が変化して形成される黄体から分泌されるため、「黄体ホルモン」と呼ばれます。
このため、排卵がきちんと行われているかにより、それぞれのホルモンの分泌状態も変化するのです。
排卵前になるとエストロゲンが徐々に増量し、一時的にピークを迎え、排卵を迎えるとともに減少します。
排卵後、エストロゲンは再び緩やかに増量し、プロゲステロニンも増量しますが、生理前に両方のホルモンは急激に減少します。
このように生理周期に合わせて2種類の女性ホルモンの量が変化することを、「ホルモンのバランス」と呼んでいます。
このホルモンのバランスが、女性の美しさや恋愛にも関係してくるのです。