40代美人の条件・・・まず「三大症状」に要注意!

手足が冷える。肩がこる。下半身がむくむ。

女性にとってありがたくない三大症状です。

いずれも血液の流れが悪くなって起こるのですが、放っておくと「体を一気に老けさせる」誘因になります。

今や成人女性の二人に一人が悩んでいると言われる冷え性。

これが、あとの二つの肩こり、むくみの原因にもなっています。

つまり「体の冷え」を何とかすれば、三ついっしょに退治できるのです。

 

体は冷えると、熱をできるだけ発散させないように血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。

そうなると、筋肉が熱をつくろうとして、収縮します。

その結果、筋肉が緊張して収縮したままになります。

これが、肩こりです。

ただでさえ、肩は5キロほどもある頭を支えています。

毎日、肩から首にかけての筋肉を酷使しているうえに、冷えも重なれば、肩こりはなかなか治りません。

むくみは体内の水分が増えて、細胞や組織間に溜まった状態です「水をたくさん飲む」のが、美人の条件のように言われることも多いようですが、水分のとりすぎがむくみを引き起こしている場合も少なくないのです。

水は1日1~1.5リットルほどが適量です。

 

むくみは、重力によって水分が溜まりやすい下半身、とくに足首やすねなどに起こりやすくなっています。

体が冷えて血液の流れが悪くなると体内の水分調整がくずれ、水分の排出がスムーズに行なわれません。

その結果、水分が溜まってしまうのです。

これらの不調を導く冷え性のおもな原因は、自律神経の乱れと新陳代謝の低下。

冷房が効きすぎた部屋に長時間いると、自律神経が乱れます。

自律神経には体温調節の働きがあります。

手足が冷えると血量を増やし温めようとしますが、乱れた自律神経は、その働きを弱めてしまいます。

 

また、自律神経の乱れは、女性ホルモンの分泌低下につながります。

ホルモンバランスがくずれると血行が悪くなり、やはり体は冷えてしまいます。

夏は冷房をひかえ、電車や会社など冷房が避けられないところでは、必ず長そでを1枚はおるようにしましょう。

体を締めつける服や下着も、血行や新陳代謝を悪くし体を冷やします。

極力、避けてください。

 

生野菜の食べすぎも、体を冷やす原因になります。

もちろん、生野菜には栄養面で良い点がたくさんありますが、生野菜サラダを主食代わりにするような食べ方には注意が必要です。

食べ物でおすすめしたいのは、ビタミンEを多く含むもの。

ビタミンEは、血行を良くして、体を温めてくれます。

ナッツ類、カボチャ、アボカド、ウナギなどに多く含まれます。

 

冷え退治は、まず基礎代謝力をアップして「燃える体」をつくるのが基本です。

と同時に、食生活や服装などの日常生活にも気をつけて、体を温めるといった冷え対策をとることが大切です。